睡眠障害になると、日常生活においても、さまざまな影響が起こります。
睡眠障害の影響は、身体面や精神面、そして行動面に現れてきます
適量のアルコール摂取は健康を増進するといわれています。しかし、寝る前に飲む飲酒を常習すると、快適に眠ることができなくなることがあるので要注意です。
アルコールを飲むことで、寝付きがよくなることは確かですが、夜中に目が覚めてしまうことが多いです。アルコールを飲むと、眠りの一定のリズムが崩れ、このような現象が起こるようです。
眠れない人がアルコールに頼ってしまうことは、健康のことを考えると、睡眠薬を服用することの方が、健康に良いです。最近では、作用時間が短い優れた睡眠薬が開発されているようです。
人間には体内時計があり、夜になれば眠くなり、朝には目覚めるという活動サイクルをもっています。朝、目覚めたときに目の中に太陽の光を入れることで、脳の体内時計が感知するのです。
だから、夜、寝付きが良くなるためには、朝、たっぷりと太陽の光を浴びることが大切なのです。また、昼間には、身体を動かして、適度に疲れさすことも、良い睡眠に効果的です。
逆に、夜更かしを続けることは、体内時計が狂ってしまい、睡眠障害につながります。
日本で睡眠障害に悩んでいる人は、5人に1人と言われています。職場や近所付き合い、親戚との人間関係など、いろんな場面でストレスを感じ、それにより、睡眠障害になってしまうことが多いです。
また、現代では、生活習慣の乱れやストレスなど睡眠のリズムが乱れる原因がたくさんあります。
不眠の治療には、睡眠薬を使う方法がありますが、日本では、医師の処方箋がないと、睡眠薬を手に入れることはできません。睡眠障害で悩んでいる人の中には、うつ病など他の病気によって、不眠が起きている人もいます。
だから、医師の診察を受ける必要があるのです。不眠の症状や、原因がわかっているのなら、それを医師に伝えると、適切な睡眠薬を処方してくれます。
現在、睡眠障害の治療で使用されている薬は、新しくて安全な薬ですから、しっかりと医師の指導を受けて服用すれば、ほとんど心配する必要はいりません。
また、最近では、すっきりと朝目覚めることのできる、新しい睡眠薬も開発されているので、不眠で困っている人は、医師に相談されるといいです。
睡眠障害で悩んでいる人の中には、少しずつ眠る時間が、毎日ずれて遅れていき、昼夜が逆転してしまう人もいます。この睡眠障害を、睡眠相後退症候群といいます。
たとえば、前日に夜更かししたことで、朝寝坊をしてしまい、その日の夜も早く寝付けず、そのまま夜型の生活になってしまうようなことです。
それがとてもひどい人は、本人では直そうと努力していても、必ず、毎日少しずつ時間がずれていき、2〜3週間に一度は起きれずに、学校や仕事にも行けなくなることがあるようです。
人間は、もともと約24時間のリズムで生活しています。しかし、このリズムは、さまざまな環境因子で毎日修正されています。
健康ならば、多少夜更かししても、次の日に早起きすれば、また体内時計を進められ、正しい24時間に調節することができるのです。
24時間のリズムが乱れて、悪循環になっている場合は、それをどこかで止めなければいけません。悪循環をリセットする日を設け、その期間は早寝早起きをして、太陽の光を浴びるようにします。リセットできたら、また悪循環にならないように、規則正しい生活を心がけます。